診療内容
当院では外科・内科・救急医療・緩和医療と言った幅広い診療経験を持つ医師たちによって、以下3つを軸とした診療を行なっております。
- 地域住民の方の健康維持と増進
- 急な怪我や病気に対する治療
- 通院困難な方に対する在宅医療
簡単にまとめると当院は、一般の方には聞きなれない言葉かも知れませんが「プライマリ・ケアを実践するクリニック」ということになります。より具体的に説明していきましょう。
超高齢化が進む日本では、「いかに健康に長生きするか」が豊かな人生を送るためのテーマであると言っても過言ではないでしょう。当院では、今現在ある健康上の問題点や、これから起こりうる病気の予防について、あくまで科学的根拠(エビデンスに)に基づく適切な医療を提案しつつ、患者さまと一緒に考えながらの健康維持と増進を進めていきます。
また、当院では急な怪我や病気でお困りの方がいつでも駆け込んでもらえるような診療体制を敷いております。刃物で手を切った、転倒して足を捻った、頭を強くぶつけた、などといった外科的な治療が必要な怪我から、お腹が痛くなった、下痢が止まらない、息があがりやすくなった、などといった内科的な治療が必要な病気に対して診療いたします(※37.5度以上の発熱を伴う場合は発熱外来で対応いたしますので、来院前にクリニックまでご連絡願います)。
病気の進行やクリニックまで直接来院することが困難な患者さまに対しては、医師が直接患者さん宅に伺う訪問診療も行なっております。専門的な知識を要する癌末期の方への緩和ケアも、ご自宅で希望される方に対しては在宅で行なっております(※詳細は訪問診療のページをご参照ください)。
診療受付時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
午前 9:20~11:50 | ● | 訪問診療 | ● | 訪問診療 | ● |
午後 14:00~18:00 | 訪問診療 | 訪問診療 | 訪問診療 | 訪問診療 | 訪問診療 |
休診日
火・木・土・日曜日、祝日、夏季休暇、年末年始休
◎発熱外来◎
発熱や感染症を疑わせる症状を呈する方は発熱外来を開設していますので、まずお電話にてご連絡下さい。
※ 受診歴の有無に関わらず発熱患者等の受け入れを行っております。
外来診療曜日の変更について
2024年4月からの診療体制変更に伴い、当院の診療曜日を下記の通り変更いたします。
外来診療曜日を月曜日、水曜日、金曜日のみとし、火曜日、木曜日を休診といたします。
年末年始休診について
2024(令和6)年12月28日(土)から2025(令和7)年1月5日(日)の間は外来診療を休診いたします。
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2024年6月 診療報酬改定に伴う加算等について
1.医療情報取得加算
医療情報取得加算について
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
初診時 | 医療情報取得加算 | 1点 |
---|---|---|
再診時(3ヶ月に1回に限り算定) | 医療情報取得加算 | 1点 |
※2024年12月から健康保険証の新規発行が廃止となり、マイナンバーカードと保険証の一体化が進むことから、加算区分がなくなり初診時、再診時ともに「1点」に統一となりました。
2.医療DX推進体制整備加算
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。オンライン資格確認によって得た情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を医師が診察室等で確認できる体制を整備しており、診療に活用します。 また、オンライン請求や電子処方箋の導入も実施しております。
加算区分 | 点数 | マイナ保険証の利用率 | |
---|---|---|---|
2024年10月~12月 | 2025年1月~ | ||
医療DX推進体制整備加算1 | 11点 | 15%以上 | 30%以上 |
医療DX推進体制整備加算2 | 10点 | 10%以上 | 20%以上 |
医療DX推進体制整備加算3 | 8点 | 5%以上 | 10%以上 |
※2024年10月からマイナ保険証の利用率に応じた点数になりました。
3.一般名処方加算
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、一般名処方によって患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
患者様としては、処方箋が一般名で記載されることによって、調剤薬局で後発医薬品を受け取ることが出来、お薬代を安くすることが出来ます。
4.情報通信機器を用いた診療
情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方いたしません。
5.外来感染対策向上加算
当院は、院内感染防止策として必要に応じて次のような取り組みを行っています。
- 感染管理者である院長が中心となり、職員一同、院内感染対策を推進します。
- 院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施しています。
- 感染性の高い疾患が疑われる場合は、受診歴の有無にかかわらず一般診療の方と分けて対応します。
- 標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに従って院内感染対策を推進していきます。
- 感染対策に関して宝塚市医師会と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
- 抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
6.明細書等発行体制加算
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、 領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。
明細書の発行を希望されない方は、受付窓口にてその旨お申し出ください。
7.在宅医療情報連携加算
在宅での療養を行っている患者様の診療情報等について、連携機関ICTを用いて共有し、当該情報について常に確認できる体制を構築しています。
実績のある連携機関の名称:フタバ薬局宝塚インター店・訪問看護ステーション結
ルピナス訪問看護ステーション・ここちリハビリ訪問看護センター・居宅介護支援事業所カモミール・他
8.生活習慣病管理料(Ⅰ)・(Ⅱ)
2024年6月1日から厚労省の指針通り、高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行します。
この度の改定によって、患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回だけ署名(サイン)を頂く必要がありますので、どうかご協力のほどよろしくお願いします。
患者様の状態に応じ、医師の判断のもと、リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます。
みなとクリニック宝塚
院長 西川徹